診療科案内

整形外科

 肩こりや五十肩などありふれた病気の中に腱板断裂など治りにくい病気が隠れていることはよくあります。痛くて手が挙がらない、夜中痛みで目が覚めるなど長引く肩の症状に対する診察を行っています。

 手術は関節鏡視下手術を第一とし重症度に応じて観血的手術も検討します。(手術実績)

 変形性肩関節症に対する通常型人工肩関節置換術や重症の腱板断裂性関節症に対するリバ-ス型人工肩関節置換術も導入し幅広い疾患に対応できる体制を整えています。

 また、当院は奈良県立医大・整形外科 肩関節グル-プと連携し、常に標準的な治療を提供できるよう努めています。

肩関節手術実績  (2021年7月現在)
  鏡視下腱板
修復手術
観血的腱板
修復手術
人工関節置換術
上腕骨
人工骨頭
置換手術
通常型肩関節
全置換術
リバ-ス型人
工関節置換術
2017年 25 2 0 0 0
2018年 43 4 2 1 0
2019年 41 4 1 0 8
2020年 61 0 2 0 9
2021年 63 2 2 0 9

関節鏡手術(膝・肩・肘)

 関節鏡は、直径5mm弱の円筒形、ちょうど先の丸い色鉛筆の先にカメラがついているといったイメ-ジです。
 これを骨同士の隙間である『関節』に差し込んで中を確認し処置をします。皮膚切開は1cm程度なので正常な組織への損傷が少なく体への負担が少ないことが特徴です。

 多い病気としては膝の半月板損傷や靭帯断裂、肩の腱板断裂や反復性脱臼があります。

また、スポ-ツ選手や若い方の外傷だけでなく比較的高齢の方の変性半月板損傷に対する鏡視下手術も適応にあわせて積極的に治療しています。

PAGETOP

Copyright (C) Kashiba Asahigaoka Hospital, All rights reserved.